ドイツからのメール
ドイツの友人から「明けましておめでとう」のメールが来た。
年末に友人と集まったときにも名前が出てたのに、メールすれば良かった。長いつきあいで本当にそう言うことすら意識しないって、良いのか悪いのか・・・あまり良くはないんだろうな。ま、でもメールがもらえて良かった。
メールには彼女の近況が記してあり、周りの友人が結婚ラッシュだったこと、ドイツに長いこといた友人が日本に帰ってしまったこと等が書いてあった。
そして、彼女は結構長い間喫煙者だったけど、昨年ついに禁煙に成功した、との事だった。これは他人事ながら凄く嬉しかった。僕も長いこと煙草を吸っていたので吸うことを我慢する事や、やめろと言う周りの視線が辛い事を良く知っている。だけど、禁煙に成功し、今では煙草が大嫌いになっている。と言っても、別に嫌いになりたくてなっているわけではない。むしろ嫌いでなければどんなに楽な事かと思うくらいだ。
実は、僕が毎日仕事をしている事務所は、このご時世にも係わらず禁煙ではない。吸わない人が殆どなのに、だ。そして今時は夏も冬も締め切ってエアコンを掛けている。すると、煙草の臭いやなんかいがらっぽいものを含んだ風がエアコンの吹き出し口から僕に向かって、ふぅわぁ~っと・・・。臭い!喉が痛い!(泣
よく人の煙草の煙なんか全然気にしない人がいるけど、むしろ羨ましい。あの煙草の臭いに対する嫌悪感は、何なんだろう。幸いにして酔っているときはかなり鈍くなるのが救いだけれど。本当にすっかり嫌いになってしまった。
そんな訳で、最近では煙草を吸う人って言うだけで、ちょっと色眼鏡を通してしまう自分がいる。だから知り合いが煙草を止めてくれるのは、僕にとっても二重に嬉しい事で、本人の為を思うと三重にも四重にも嬉しい事だ。彼女には是非、そのまま「煙草を我慢」ではなく「煙草を吸わない人」になって欲しい。
ついでに触れると、この「煙草を吸わない人」っていうのが僕も禁煙するときに利用した本「禁煙セラピー(アレン・カー著)」の中で、僕が感動した言葉だった。何だかこの言葉を読んで、とても楽になったのを覚えている。そうか、我慢すると思うから辛いんだ。煙草を止めたいんだから、煙草を吸わない人になればいいんだな、って気持ちにストンと落ちてきた記憶がある。
残念ながら、この本を書いたアレン・カー自身は昨年、肺ガンで亡くなってしまったけれど、彼の「禁煙セラピー」は世界中の沢山の人を肺ガンなどの喫煙による病気から救ったのだと思う。少し皮肉な事ではあるけれど、彼の功績には変わりなく、僕も本当に感謝している。
アレン・カー、ありがとう。この場を借りてご冥福をお祈りします。